悪徳な消費者金融業者の特徴とは?見分け方を解説
2022年06月28日
2022年09月14日
「急な出費でお金がない」、「次の給料日までお金が足りない」といった際に、頼りになるのが消費者金融です。
しかしそんな消費者金融の中には、法外な貸付を行う悪徳業者も混じっています。いわゆる「闇金」と呼ばれる悪徳業者からお金を借りると、様々なトラブルに巻き込まれる可能性があり危険です。そのため、闇金を見分けて回避する必要があります。
この記事では、消費者金融の悪徳業者の特徴や見分け方について、詳しく解説します。
①悪徳業者からお金を借りるとどうなる?
②悪徳業者を見分ける方法
③闇金ではない消費者金融からお金を借りる
目次
悪徳業者からお金を借りるデメリット
悪徳業者からお金を借りるデメリットを、3つ紹介します。
法外な金利で貸し付けられる
悪徳業者からお金を借りるデメリット1つ目は、法外な金利で貸し付けられることです。日本では「利息制限法」と「出資法」によって、貸付金利は最大でも「20.0%」と決められています。もし20.0%以上金利でお金を貸した場合、法律違反となり罰則の対象となります。
しかし悪徳業者はこの上限金利を無視し、違法な高金利で貸し付けを行っているのです。高金利で貸し付けられた場合、返済額は雪だるま式に膨れ上がってしまいます。返しても返しても借金が増えていくことになり、返済不能となってしまうのです。
悪質な取り立てに合う
悪徳業者からお金を借りるデメリット2つ目は、悪質な取り立てにあうことです。法律で悪質な取り立ては禁止されていますが、悪徳業者にとっては関係ありません。
自宅や職場に押しかけたり、日夜問わず返済を促す電話がかかってきたり、生活に支障をきたすほどの取り立てにあう場合があります。悪徳業者の悪質な取り立てにあったら、録音ややり取りの証拠を残すなど、犯罪行為を立証する証拠を集める必要があります。
闇金リストに登録される
悪徳業者からお金を借りるデメリット3つ目は、闇金リストに登録されることです。闇金や詐欺集団は、個人情報を集めた闇金リストを共有しています。闇金からお金を借りることで、このリストに登録されてしまう可能性があるのです。
闇金リストに登録されると、闇金や詐欺といった犯罪の勧誘にあう場合があります。さらなるトラブルに巻き込まれる可能性があり、非常に危険なのです。
悪徳業者からお金を借りると、様々なデメリットが生じるため危険です。
消費者金融の悪徳業者を見分ける方法
消費者金融の悪徳業者を見分ける方法を、3つ紹介します。
闇金リストを確認する
消費者金融の悪徳業者を見分ける方法1つ目は、闇金リストに登録されていないことを確認することです。
金融庁のホームページには、悪徳業者である闇金リストがのっています。この闇金リストに載っている業者は、金融庁から「確実に闇金である」と認定されているため、絶対にお金を借りないようにしてください。
しかしこのリストに掲載されている業者は、金融庁が把握している悪徳業者のみです。闇金リストにのっていない危険な業者もたくさんあるため、ほかの見分け方と合わせて判断する必要があります。
貸金業登録の番号を確認する
消費者金融の悪徳業者を見分ける方法2つ目は、金融庁のホームページに掲載されている、貸金業登録の番号を確認することです。
業者がお金を貸し出す場合、法律によって貸金業の登録が義務付けられています。この登録を行っていない場合、悪徳業者である可能性が高いです。
貸金業登録番号を答えない業者は、無登録業者の可能性が高いです。また、架空の登録番号を使う無登録業者もいます。無登録業者の疑いがある場合は、財務局、または都道府県の貸金業担当課に問い合わせてみてください。
契約内容を確認する
消費者金融の悪徳業者を見分ける方法3つ目は、契約内容を確認することです。法外の契約内容であれば、悪徳業者であるためお金を借りないようにしましょう。
具体的には、以下の内容を確認します。
- 20.0%を超える金利でないこと
- 審査を行っていること
- 利息計算や返済方法、返済期間などの問い合わせに具体的に答えてくれること
契約前に契約書の内容をしっかりと確認し、不明瞭な点や怪しい点があればきっぱりと断る必要があります。
消費者金融の悪徳業者を見極めて、危険を回避しましょう。
まとめ
・悪徳業者からお金を借りると様々なデメリットが生じるため危険
・消費者金融の悪徳業者を見極めて危険を回避する
・怪しい場合は契約前にきっぱりと断る勇気を持つ
消費者金融の中には「闇金」と呼ばれる悪徳業者が存在します。悪徳業者からお金を借りると、法外な金利でお金を貸し付けられたり悪質な取り立てにあったりと、様々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
そんな悪徳業者から身を守るためにも、悪徳業者を見分ける方法を知っておくことが重要です。闇金リストや貸金業登録の番号を必ず確認します。また、契約前に怪しい点があればきっぱりと断る勇気を持つ必要があります。