リボ払いはやばい?危険性や注意点を把握して正しく使おう
2021年07月24日
2021年07月26日
「リボ払いを使うとやばい、、、」
「リボ払いを使って自己破産直前までいったから危険」
そんな言葉を目にする機会も増えてきました。
リボ払いは毎月一定額の支払いで済みますが、利息がついてしまうので危険といえば危険です。
そこで今回は、リボ払いをしすぎるとどうやばいのかを解説し、対処法も合わせて紹介していきましょう。
①リボ払いを正しく利用すれば安心
②危険なのはリボ払いではなく意識の問題
③リボ払いの肝は利息
目次
リボ払いは本当にやばいの?4つの危険性と注意点
まず、リボ払いがやばいといわれている理由は4つあります。
この4つの危険性・注意点を理解しておくだけで、リボ払いへの知識が身につくので、しっかり目を通していきましょう。
まずは、リボ払いがやばいといわれている理由を知っていきましょう!
1.利息がつくことで返済総額が大きくなる
まず1つ目は、リボ払いは通常の支払いよりも返済総額が大きくなる点です。
リボ払いは毎月一定額の返済になるため、一見心優しい支払い方法に見えますが、リボ払い額に利息がついてしまいます。
この利息によって返済総額が大きくなるので、返済額が大きくなればなるほど利息も付き、総額が増えてしまうのです。
2.返済期間が長くなる
2つ目は返済期間が長くなる点です。
1つ目の注意点で、返済総額が大きくなるというお話をしました。
返済総額が大きくなったにも関わらず、返済額は毎月一定なので、返済期間はそれだけ長くなります。
返済総額が大きくなり、返済期間も長くなる、結果として損をすることになるのがリボ払いがやばいといわれる理由なのです。
3.返済している気になってしまう
3つ目は返済している気になってしまう点です。
毎月一定額払い続けていると、そろそろ返済が終わるだろうと気になってしまいますが、これが大きな罠です。
実は、リボ払いで毎月支払っている内訳には、元金だけでなく利息が含まれています。
そのため、ついつい返済した気になっていても元金が減っておらず、結果的に欲しいものがあるときにまたリボ払いで買い物をしてしまうという負の循環が生まれがちなのです。
4.リボ払いにしていることに気づかない
特に注意してほしいのが4つ目はリボ払いに気づいていない点です。
クレジットカードを作る際に、キャンペーンなどでリボ払いをおすすめされて加入している方も多く、知らない間にリボ払いにされていたことも少なくありません。
リボ払いにしてしまうと結果的に利息を多く支払うことになるため、不要であればリボ払いを選択しないほうが賢明です。
また、中にはリボ払い専用のカードもありますので、自分がどのクレジットカードを使っているのか、自動リボ払いになっていないかを確認しておきましょう。
リボ払いを正しく使うための3つの対処法!
リボ払いがやばいといわれている理由、危険性や注意点は理解してもらえましたでしょうか。
では、リボ払いを正しく使うための対処法もあわせて紹介します。
もしリボ払いを使ってしまった方や、返済に困っている方がいればぜひ参考にしてください。
リボ払いを使いすぎないよう、対処法を理解しておきましょう!
1. 繰り上げ返済or一括返済を活用する
もし、月々の返済に余裕があるなら、繰上げ返済か一括返済を活用しましょう。
繰上げ返済は、月々の返済に加えて元金の返済ができる方式です。
利息を支払う必要なく残りの返済額を減らせるだけでなく、以降の利息を減らせる方式でもあるため、まとまった収入が入ったときに利用するといいでしょう。
一括返済は、その名の通り返済総額を一括で支払う方式です。
一括で支払う分、利息もかからないので一番推奨する返済方式といえます。
2.ローンの乗り換えを検討する
リボ払いの利息が気になるなら、ローンの乗り換えを検討するのも方法の1つです。
ローンの乗り換えをする際は、現在払っているリボ払いの利息よりも低い利率で借入できるところを選ぶようにしましょう。
3.弁護士・司法書士に相談する
どうしてもリボ払いを返済できない場合は、無理せず弁護士・司法書士に相談するのが大切です。
弁護士・司法書士に相談すれば、プロの視点から返済プランを組み立ててくれます。
任意整理が必要になってしまった場合でも、借入先と交渉してくれるので、よりスムーズな手続きを行うことができるのもメリットです。
リボ払いによって返済ができなくなった場合は、1度検討してみるといいでしょう。
まとめ
●リボ払いは利息によって返済総額が大きくなるので注意
●返済期間も長くなり、支払った気になるので危険
●リボ払いを理解して正しく使う
リボ払いにすると毎月一定額支払えば大きな買い物もできてしまいます。
だからこそ、ここぞというときにだけ活用し、普段は一括や分割払いを利用する方が思わぬ事故を防げるはずです。
リボ払いの使いすぎにだけ注意して、賢く正しい使い方をしていきましょう。