キャッシングのWeb申し込み、在籍確認(電話確認)はどうなる?

キャッシング審査における在籍確認は、金融機関側が申請者の信用度を確認するために必ず行う作業です。

「キャッシング審査を受けていることを職場の人に知られたくない」

「どんな対応をすればいいかわからない」

このような悩みを抱え、キャッシング審査を諦めようとしている人はいませんか。今回は在籍確認の電話対応の仕方を、さまざまなシチュエーション毎にご紹介し、皆さんの不安を解消していきます。

①キャッシング審査の在籍確認で聞かれること
②キャッシング審査がばれることはない?
③派遣社員やパートならどうする?

目次

①キャッシング審査の在籍確認で聞かれること

キャッシング審査の在籍確認で聞かれることは何があるでしょうか?

申請者本人が電話に出る場合と、申請者本人の代わりに同僚や上司が電話に出た場合について、会話例を挙げながらお伝えします。

申請者本人が電話に出る場合

キャッシング会社:「〇〇と申しますが、△△様(申込者)はいらっしゃいますか?」

申込者:「はい。私です」

キャッシング会社:「△△(フルネーム)様でお間違いないでしょうか?」

申込者:「はい。間違いありません」

キャッシング会社:「お申し込みありがとうございます。以上で確認の方は完了です。」

基本的には申請者のフルネームを確認する程度なので、30秒ほどで電話が終了します。

申し込み内容について改めて確認されることはないので、時間はかかりません。

申請者以外が電話に出る場合

キャッシング会社:「〇〇と申しますが、△△様(申込者)はいらっしゃいますか?」

他の社員:「△△はただいま席を外しております」

キャッシング会社「分かりました。また後ほどお電話させていただきます」

申請者自らが電話に応対してませんが、これで在籍確認は完了です。「席を外している」ということは、その会社で働いているということですから、在籍確認が取れたということだからです。

会話例では、キャッシング会社の担当者があとで電話をかけると伝えていますが、申込者の勤務先が確認できたので、再び電話することはありません。

ですが、セキュリティやプライバシー管理が厳しい会社では、たとえ在籍していたとしても「お答えできません」と言われることもあります。

キャッシング会社が申込者本人の在籍について確認できない場合は、在籍確認が完了とならず、審査に落ちてしまいます。

在籍確認で審査に落ちないようにするには、審査の申し込み時にご自身が電話に出られる時間帯をキャッシング会社に伝えるとよいでしょう。

②キャッシング審査がばれることはない?

キャッシング審査の在籍確認で一番不安なことは、審査を申し込んでいることを職場の同僚や上司に知られてしまうことです。ですが、キャッシング会社は申込者のプライバシーを守るため以下のような方法で在籍確認を行っています。

キャッシング会社の社名を名乗らない

先ほど紹介した会話例を見てもわかるとおり、キャッシング会社が在籍確認をかけるときは、会社名を名乗りません。担当者の個人名だけ名乗って電話をかけることが一般的ですので、ご自身以外が電話に出ても職場の人に知られる可能性は低いでしょう。

営業時間に配慮して電話をかける

申し込み時にご自身の勤め先の営業時間またはご自身の都合がつく時間を伝えれば、ほとんどのキャッシング会社が在籍確認の際に配慮してくれます。在籍確認の電話にご自身以外の人が応対すれば、職場の人に知られてしまうリスクは上がります。ですから事前にご自身が電話応対できるような時間を伝えておくことが大切です。

③派遣社員やパートならどうする?

先ほどの会話例は正社員であることを想定していましたが、派遣社員やパートの方はどのようにすればいいのでしょうか?

結論から言うと、派遣社員は派遣元に在籍して、各現場に派遣されているわけですから、キャッシングを申し込むときは派遣元の電話番号を書きましょう。アルバイトやパートの人は、勤務してる店舗の電話番号を書けばよいとされています。

ただし、大規模な派遣会社だと誰がどの企業に在籍しているか把握しておらず、在籍確認がとれないこともあります。

不安なこともあるかと思いますので、まずは申し込み時にどのように対応するべきか相談するとよいでしょう。

まとめ

今回はキャッシング審査をWeb申し込みしたときの在籍確認での対応の仕方についてお伝えしました。審査を申し込んだことを職場の人に知られたくないのはわかりますが、キャッシング会社がこの作業を省くことはほとんどありません、ですがキャッシング会社側は申込者のプライバシーを守るための手段を取っているので安心してください。