人間、生きていればいつ何が起こるかわかりません。
事故・災害・病気などは、予期せぬタイミングでやって来ます。
こういった危機に直面し、ある日突然、緊急でどうしてもお金が必要になることは、誰にでも起こりえるでしょう。
そんなピンチをしのぐ方法のひとつが、「即日借入」です。
即日借入とは何か、即日融資を受けるためにはどうすればよいのか、それぞれ解説します。
即日借入のメリットとデメリットも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
①即日借入とは?
②どこに行けば即日借入できる?
③即日借入のメリットとデメリット
目次
即日借入とは?
即日借入とは、「審査を申し込んだその日の内にお金を借りる」ことを指します。
「即日融資」と同じ意味です。
民間の金融会社からお金を借りる場合、消費者金融や銀行から借り入れを受けるのが一般的ですが、即日借入に対応してくれるのは消費者金融のみなので、注意してください。
銀行カードローンでは、即日借入ができません。
消費者金融でも、大手消費者金融(プロミス、SMBCモビット、アイフルなど)は即日借入にも対応可能ですが、中小消費者金融の中には対応してくれない会社もあります。
大手消費者金融の場合、人工知能(AI)を導入したスコアリングによる審査が確立されており、審査スピードが迅速化されているため、即日借入にも対応してくれるのです。
即日借入のメリット
即日借入のメリットは、「すぐにお金が借りられること」でしょう。
ある日突然、10万円単位のまとまったお金が必要になることは、誰にでも起こりえます。
そんな時に頼りになるのが、即日借入です。
お金を借りる方法はいろいろありますが、消費者金融の即日借入以外の方法で、金銭に関する緊急のピンチを乗り切るのは、現実的には難しいかもしれません。
即日借入のデメリット①
即日借入には、ふたつのデメリットがあります。
デメリットの1つ目は、「金利が高いこと」です。
即日借入ができるのは消費者金融だけですが、消費者金融からお金を借りると、他の方法でお金を借りるよりも、金利が高く設定されます。
例えば銀行系カードローンの場合、金利はおおむね15.0%程度ですが、消費者金融の金利はおおむね18.0%程度です。
単純に比較しても、3.0%程度の金利差があることになります。
金額や返済期間にもよりますが、消費者金融から即日借入を受けると、銀行系カードローンと比べて数万円程度は、返済の負担が増えるのが一般的です。
即日借入を利用する際には借り過ぎないよう、くれぐれも気を付けてください。
即日借入のデメリット②
即日借入のデメリットの2つ目は、「クセになること」です。
即日借入による、「申し込んだその日の内にまとまったお金が手に入る」という経験は、頭の中に強烈な印象として残ります。
「即日借入が上手くいった」という経験がクセになり、その後借金を重ねてしまうケースが少なくないのです。
必要性が薄いのに、さらなる借り入れを重ねてしまう人も多く、即日借入がきっかけとなって最終的には多重債務状態に陥る人も、決して珍しくありません。
即日借入を受ける際には、必要な分だけ借りてその後は返済に専念するという、「自制心」を持つことが重要になるでしょう。
まとめ
・即日借入とは、審査を申し込んだその日の内にお金を借りることを意味し、大手消費者金融が対応してくれる
・即日借入のメリットは、すぐにお金が借りられる(突然のピンチに対応できる)こと
・即日借入のデメリットは、借入金利が高く借金癖がつきやすいこと
即日借入に対応してくれるのは、消費者金融だけです。
利用する場合には、審査スピードが速い大手消費者金融をおすすめします。
即日借入が便利なのは、間違いありません。
ただし、金利が高いので返済の負担が大きいことは、覚悟しておきましょう。
何より、便利さゆえに余計な借り入れを重ねてしまわないよう、利用に際しては「自制する心構え」を持つことが大切です。