キャッシングの審査に通らない人必見!審査通過率をアップさせるコツ

2022年の最新のデータでは、大手消費者金融の審査通過率は30〜45%である一方、銀行だと10〜20%になります。近年大きな変動は見られないのでこの傾向は続くと思われます。数字からもわかるように、客観的事実としてどんな人でも通るキャッシングはありません。ですが、申請者の行動次第では審査が通過しやすくなります。 

今回は審査通過率をアップさせるコツをお伝えし、皆さんの審査対策のお手伝いをしたいと思います。

①年収に見合った借入額を希望する
②信用情報に傷をつけない
③同時に何社も申込まない

目次

①年収に見合わない借入額を希望する

年収に見合っていない借入額を希望すると「返済されないリスクがある」と判断されてしまい、審査に落ちることがあります。申請者の借入可能額には、法律による制限(総量規制)と金融機関が独自の規約で定めた制限の両方がかかります。

法律による制限だと、年収の1/3以上の借入が不可で、金融機関の独自の制限はさらに厳しい条件を課す場合が多いです。ですから年収の1/3以下に借入金額を抑えても審査が通らないことも起こりえます。

また借入制限は全ての借入総額に適用されるため、1つの金融機関からの借入希望額が年収の3分の1以下であっても、他で借りているお金と合わせて1/3を超える場合は借入不可になることがあります。例えば、年収300万円の人がすでに金融機関A社から50万円の借入があるとします。この人がさらなる借入を希望した場合、他社から融資を受けられる最大限度額は300万円×1/3-50万円=50万円です。

複数の金融機関と信用取引をした上で審査に落ちてしまった人は、現在の借入状況を「信用情報機関」に問い合わせて確認するといいかもしれません。

②信用情報に傷をつけない

審査では必ず信用情報を照会しています。信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報のことです。かつて自己破産や債務整理などの大規模な金融事故だけでなく、クレジットカードの支払いの延滞、携帯電話本体料金の割賦払いの延滞なども信用情報が傷つく原因となります。

信用情報は金融機関が客観的事実として確認しやすく、非常に重要視します。延滞などの履歴は、日頃の行動次第で防ぐことができます。

審査で不利になることがないよう、日頃から信用情報に傷を付けないように注意しましょう。

③同時に何社も申込まない

キャッシング審査に不安がある方のなかには「万が一審査に落ちた場合に備えて他にも何社か申込んでおこう」と考える方もいるかもしれません、ですが複数の金融機関へ同じタイミングで申込みすることは審査に不利になる可能性があるためおすすめしません。

金融機関は返済してもらえないリスクを回避するためにも、経済的に余裕がない人との信用取引は避けたいと考えています。複数の金融機関に同時に申込んでしまうと、「同時にこんなに申込むとは相当経済的に苦しいはずだ」と判断され、審査で落とされる可能性が高くなります。

なかには「申込んだことは他言しないからばれないはずだ」と思っている方もいるかもしれませんが、他社のカードローンに申込んだ履歴は信用情報機関に約6ヶ月間保有されるので、短期間に複数の会社に申込んでいることはすぐに分かってしまいます。

できれば1社に絞ってから申込み、ご自身の信用情報に傷をつけないようにしましょう。

まとめ

審査に落ちる理由はそんなに多くはありません。今回は審査に落ちないために最低限気をつけてほしい行動を解説しました。

特に、ご自身の信用情報に関して金融機関側が非常に重要視していることを心に留めておきましょう。携帯電話料金やクレジットカードの延滞は行動次第で防ぐことができる金融事故です。日頃から信用情報に関心を持つことが審査通過率アップのコツといえますね。