個人事業主はキャッシング・カードローンに通る?通りやすい人の特徴

「個人事業主は、キャッシング・カードローンの審査で不利」という話をよく耳にします。

今現在、お金を工面するのに苦労している個人事業主の人も多いでしょう。

個人事業主は、キャッシングやカードローンの審査に通るのでしょうか。

個人事業主でも、審査に通りやすい特徴はあるのでしょうか。

個人事業主に有利に働く、カードローンはないのでしょうか。

個人事業主は、キャッシング・カードローンに通るのか、通りやすい人の特徴について解説します。

個人事業主におすすめのキャッシング・カードローンも、あわせて紹介しましょう。

①個人事業主はキャッシング・カードローンに通る?
②キャッシング・カードローンに通りやすい個人事業主の特徴
③個人事業主におすすめのキャッシング・カードローン

目次

個人事業主はキャッシング・カードローンに通る?

個人事業主でも、キャッシング・カードローンに通ります。ただし、通りにくいのが現実です。

  1. 収入の安定性に欠ける
  2. 貸したお金を事業資金に転用される可能性がある

以上2点が、主な理由です。

個人事業主は給与所得者(サラリーマン)に比べると、安定性の面でどうしても劣ります。

キャッシングやカードローンの審査において、収入の「安定性」は極めて大きな要素です。

個人事業主は社会情勢の影響を受けやすく、「収入における好不調の波が激しい=不安定」と見なされてしまいます。

一般的に、キャッシングやカードローンは用途不問でお金を借りられますが、「事業性資金は不可」との、注意書きの付いているケースがほとんどです。

「貸したお金はどのように使っても自由ですが、事業に使うのは止めてください」という、貸金業者側の意思表示でしょう。

しかし、貸金業者からすれば、貸したお金が実際にはどのように使われるのか、確認するのはほぼ不可能です。

事業性資金に転用される可能性も否定できませんから、個人事業主へのキャッシングを控える傾向があるのかもしれません。

個人事業主でもキャッシング・カードローンに通りやすい人の特徴

個人事業主でもキャッシング・カードローンに通りやすい人の特徴は、以下の通りです。

経営の安定性を証明できる

個人の信用情報に傷がない

過去数年分の確定申告書などで、経営の安定性を証明できれば、キャッシングやカードローンの審査に通りやすくなります。

多くの場合直近2年分の確定申告書の提出を求められますが、過去2年間において、収入の浮き沈みが少ないことが重要です。

個人事業主としてではなく一人の個人として、信用情報に傷がないことも重要でしょう。

「延滞」「強制解約」「金融事故」がない人は、個人事業主でもキャッシングやカードローンの審査に通りやすくなります。

逆に、信用情報に傷がついている個人事業主の場合、キャッシングやカードローンの審査に通るのが、サラリーマンに比べてさらに難しくなるでしょう。

事業を起こしてから1年未満の個人事業主も、事業実績が確定申告書などの公的書類で確認しにくいので、同様です。

個人事業主のキャッシング・カードローンなら、事業用カードローンがおすすめ

個人事業主がキャッシングやカードローンを利用するなら、事業用カードローンがおすすめです。

事業性資金に用途を限定されますが、通常のキャッシングやカードローンのように、審査において不利に扱われることはありません。

インターネット上で「使い勝手が良い」と評判の、消費者金融大手が展開する個人事業主向けのカードローンを、以下に2つ紹介します。

会社名商品名金利(%)限度額
プロミス自営者カードローン6.3~17.8300万円
アイフル事業者向けカードローン5.0~18.01~1,000万円

まとめ

・個人事業主でもキャッシング・カードローンに通るが、サラリーマンに比べると不利
・「経営の安定性を証明できる」「信用情報に傷がない」個人事業主は、審査に通りやすい
・個人事業主には、事業用カードローンがおすすめ

個人事業主でもキャッシングやカードローンの審査に通りますが、サラリーマンに比べると若干不利な扱いを受けます。

経営の安定性を証明できたり、個人としての信用情報に傷がなかったりすると、個人事業主でも審査に通りやすいでしょう。

一般的なキャッシングやカードローンではなく、個人事業主のために用意された、プロミスやアイフルの事業用カードローンがおすすめです。